本棚に数冊だけ本を置くと、いつの間にか横へ倒れている。
ブックエンドを使えば解決しますが、できれば家具そのものの形で本を支えたい。そんな発想から生まれたのが、傾いた木製収納「RETRO CUBE」です。
一番の特徴は、まっすぐに立っていないこと。
RETRO CUBEは、ピサの斜塔と同じ角度に傾けてあります。
この傾きは、ただのデザインではない
最初に目へ入るのは、左右へ傾いた独特の形です。少し不安定そうに見えるかもしれませんが、この傾きにはきちんと役割があります。
一般的な本棚では、本の数が少ないと空いた方向へ倒れてしまいます。RETRO CUBEは収納部分そのものが傾いているため、本が内側の壁へ自然に寄りかかります。
本が一冊、二冊しかなくても倒れにくい。傾きそのものがブックエンドの役割を果たします。
飾るためだけに傾けたのではなく、少ない本をきれいに置くための形です。見た目の面白さと、収納としての使いやすさを一つにしました。
上のCUBEは、自由に回転できる
RETRO CUBEの上部は固定されておらず、回転させることができます。
上下の開口部を同じ方向へ向けることも、別々の方向へ向けることも可能です。置く場所や部屋の動線に合わせて、使いやすい方向へ向きを変えられます。
回すたびにシルエットが変わるため、同じRETRO CUBEでも印象は一つではありません。正面から本棚として使ったり、上段だけを横へ向けて飾り棚にしたり、そのときの使い方に合わせて形を変えられます。
上のパーツを交換できる
上に載せるパーツは、別のものへ交換できます。
収納したいものや部屋の雰囲気が変わったときに、家具をすべて買い替える必要はありません。上のパーツだけを替えることで、用途や表情を変えられます。
本を置く、植物を飾る、日用品を収納する。使う人の暮らしに合わせて、完成後も変化させられることがRETRO CUBEの特徴です。
必要になったら、段数を増やせる
RETRO CUBEは、一段で完成する家具ではありません。
収納する本や物が増えたら、CUBEを追加して段数を増やすことができます。最初はコンパクトに使い、必要になったときに上へ増やしていく。暮らしの変化に合わせて家具も成長していきます。
段数を増やすだけでなく、それぞれの向きを変えることで組み合わせも変化します。すべてを同じ方向へ揃えるか、互い違いにするか。置く場所や好みに合わせて、自分なりの形を作れます。
本棚ではなく、変化し続ける木のユニット
RETRO CUBEは、単に本を入れるための箱ではありません。
ピサの斜塔と同じ角度に傾けることで、少ない本でも倒れにくくする。上部を回転させることで、置く場所に合わせて向きを変える。パーツを交換し、必要に応じて段数を増やす。
見た目のための形が機能になり、使う人の暮らしに合わせて変化していく。それがRETRO CUBEです。