リサイクルショップで見つけた、中古のテレビボード。
価格は15,000円。
最初に気に入ったのが、この角が丸くなったRコーナーのデザインでした。
少しレトロな雰囲気と、落ち着いた木の色。
どことなくミッドセンチュリー家具を思わせる感じもあって、「これはちょっと手を入れたら、かなり良くなりそう」と思い購入しました。
ただ、ひとつ気になったのが脚。
本体のデザインは好きなのに、脚だけがどうもしっくりこない。
だったら、自分で作ってしまおう。
ミッドセンチュリー風を意識して、脚を作り直す。
テレビボード本体にはほとんど手を加えず、木工室で新しい脚を製作しました。

意識したのは、本体のRのデザインを邪魔しないこと。
少し昔の家具にあるような、シンプルで軽やかな雰囲気になるように、木製の脚を合わせてみました。
家具を一から作るのとは違って、もともとあるデザインの良さを残しながら「どこを変えればもっと良くなるか」を考える。
これも木工の面白いところです。
脚を変えただけで、かなり雰囲気が変わりました。
完成して部屋に置いてみると、想像していた以上にいい感じ。
Rコーナーの柔らかなラインと新しく作った木脚が馴染んで、ちょっとミッドセンチュリー風のテレビボードになりました。

植物や古い木の家具とも相性がよく、15,000円で買ってきた中古家具とは思えないくらい、お気に入りの一台になりました。

中古家具だからこそ、面白い。
新品で理想の家具を探すのもいいけれど、リサイクルショップで素材になりそうな家具を探すのも楽しい。
「この形は好き。でも、ここだけちょっと違う。」
そんな家具なら、気になるところだけ自分好みに作り直してみる。
15,000円の中古テレビボード+ちょっとした木工。
それだけで、自分の部屋に合ったミッドセンチュリー風の家具になりました。
捨てずに直すというより、気に入ったところを残して、自分好みに変えていく。
木工室では、こんな家具の楽しみ方もしていきたいと思います。
最近は、こんな掘り出し物を探しながら中古家具店を巡るのも楽しんでます。